起業家・経営者が資産運用が必要な理由とは?

中小企業経営者こそ必須!資産運用の必要性
とにかく資産運用という文字を見ない日がないくらいの今の日本。
個人はもちろんですが、中小企業の経営者として知っておかないといけないことが、資産運用なのです。
理由は、以下の4つです。
インフレによる資産価値の減少を防ぐことができる
インフレにより、資産の価値が目減りしていくのを止めることができます。
日本経済の成長が著しかった過去には、普通に6%や7%あり、10年で2倍になったりしました。
しかし、現在は預金金利が上がり、物価がそれ以上に上がっているので、銀行口座の預金の価値は、どんどん目減りしていっています。
なので、物価上昇分以上の利回りがある金融商品での資産運用を行い、インフレによる資産の価値減少の防止が可能になります。
当然、投資や資産運用には、絶対増える!というものではありませんから、元本割れや、為替相場の変動などにより資産が目減りするリスクもあります。
長期・積立・分散で資産運用することをオススメします。
本業以外での収益化
ずばり、本業以外での安定収益を仕組み化していくのです。
費用対効果を考えると、投資した金額以上の収益を作れるのが本業の売上です。
それとは別に、本業以外で勝手にお金に働いてもらう仕組みを作っていくのです。
つまり営業外収益を作っていくのです。
そうすることで、財務改善にも繋がるので、銀行の信用格付けもアップするのです。
会社で資産運用?と思われるかもしれませんが、大手有名企業などは本業の売上はマイナスですが、
資産運用で黒字にしている企業もあるくらいです。
個人よりメリットが大きい税務面
個人課税が強化されている今、個人で資産運用するより、法人で資産運用した方が税制面でメリットがあります。
法人で資産運用する場合は、法人で口座を開設して資産運用を行っていきます。
だから、所得税の区分がないので、仮に資産運用でマイナスが発生しても、本業で事業でプラスだったらOKな訳ですし、所得がマイナスになれば、最長10年間の繰り越しもできます。
事業継続の保障ができる
あってはならないことですが、事業に万が一のことがあったときの備えにもなります。
企業経営は、良い時も悪い時もあり、ましてや、リーマンショックやコロナのような外的要因の経営悪化は、自社ではどうにもならない時はあります。
また、経営者ご自身が、ご病気になったり認知症や介護状態になった時には売上が減少してしまうこともあります。
そうなれば、毎月の固定費の支払い分のキャッシュが足りなくなる場合もあります。
そのような時、銀行から融資が遅くなったり融資されない場合でも、資産運用の売ったり解約したりして、資金繰りにあてることができるのです。
弊社のクライアント様もコロナ禍の時は、この資産運用の資金がたいへん役立ち、喜ばれました。
中小企業で資産運用するメリットとは?
上記のことから、中小企業にとって資産運用は必須ということが、ご理解して頂けたと思います。
資産運用をすることで資金繰りや財務体質の強化になり、結果、中長期的な経営計画を立てることもでき、事業に再投資することができるのです。
投資や資産運用には、リスクがつきものです。
経営者の周りには、怪しい投資や資産運用話が溢れています。
くれぐれも、注意をしてください。